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AI動画制作とは?自作と依頼の違い・費用・流れを解説

AI動画制作を「依頼する側」の視点で解説。ツールで自作する場合との違い、制作会社に依頼する際の流れ・費用構造・権利の扱い、パートナー選びの基準まで。地上波CM品質のAI映像を制作する26℃がまとめました。

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AI動画制作とは?自作と依頼の違い・費用・流れを解説(表紙)

生成AIの進化により、テレビCMやSNS動画を「撮影せずに」作ることが現実になりました。CanvaやAdobe Fireflyのようなツールで自作する道も、制作会社に依頼してテレビCM品質の映像を作る道もありますが、検索で出てくる情報の多くは「ツールの使い方」の解説です。自社でやるべきか、プロに依頼すべきか。依頼するなら何を基準に選び、費用や権利はどうなるのか——発注する側が本当に知りたいこの疑問に、AI動画制作を事業として行う立場から答えます。

結論から先に

  • 社内向け・実験用途ならツールで自作、テレビCMなど企業名を背負う映像なら制作会社への依頼が現実的
  • 品質を左右するのはツールではなく工程の設計。「企画・設計は人間、生成はAI」の分業が基本
  • 依頼した場合、撮影が不要なため修正に強く、納期は最短3週間程度から
  • 制作会社選びの基準は3つ:著作権・肖像権の扱い/データ非学習の制作環境/品質とガバナンスの体制

AI動画制作とは

AI動画制作とは、画像生成・映像生成AI(動画生成AI)を制作工程に組み込み、実写撮影の一部または全部を置き換えて映像を作る手法です。企画やディレクションは人間が担い、素材の生成をAIが担う「分業」が基本形になります。

重要なのは、AIはあくまで道具であるという点です。プロンプトを入力すれば完成品が出てくるわけではなく、企画・設計・検証・仕上げといった工程の設計こそが品質を左右します。AI動画生成の技術そのものは日進月歩で変わりますが、この原則は変わりません。

AI動画制作のメリットと限界

メリット

  • 撮影の制約から解放される:キャスティング・ロケ・撮影日程が不要になり、実写では難しい世界観も表現できる
  • 修正に強い:再生成によりトーン変更や部分差し替えを短期間で反映できる(撮影のやり直しが不要)
  • 多パターン展開が速い:同一企画から複数バリエーションを展開でき、SNS広告のABテストと好相性

限界(正直に)

  • 実在の人物・場所の正確な再現:本人の事前同意が前提であり、同意のない再現はそもそも行うべきではない
  • 商品ディテールの厳密な再現:ロゴや商品形状の正確性は、生成後の検証・修正工程での担保が必須
  • 長尺コンテンツ:現状はCMやSNS広告のような短尺領域が中心で、長尺になるほど編集・検証工程の比重が大きくなる

限界の多くは「AIだけで完結させようとした場合」の話であり、検証・仕上げ工程を組み合わせることで解決できます。だからこそ、後述する工程設計が重要になります。

AI動画は自作か、制作会社へ依頼か——比較と判断基準

まず全体像を比較表で押さえましょう。

比較項目 ツールで自作 制作会社に依頼
向いている用途 社内共有・個人SNS・実験的な検証 テレビCM・公式発信など企業名を背負う映像
品質の担保 生成品質のばらつきを自分で調整 検証・仕上げ工程で担保
権利リスク 規約確認・権利処理はすべて自社責任 制作ルールを確認のうえ、管理ごと任せられる
費用構造 ツール利用料+担当者の学習・制作時間 個別見積もり(撮影・キャスティング費は不要)
修正・展開 自社で再生成・再編集 媒体審査対応・多言語展開まで依頼可能

AI動画は自作か制作会社へ依頼か:3つの判断基準

そのうえで、判断の決め手は次の3点です。

1. 映像を「どこに」出すのか

社内共有や個人のSNSなら、ツールでの自作で十分なケースが多いでしょう。一方、テレビCM・タクシー広告・企業の公式発信など、企業名を背負って世に出す映像は、生成品質のばらつきをそのまま出すわけにはいきません。検証と仕上げの工程を持つ体制が必要です。

2. 権利リスクを自社で負えるか

生成AIには著作権・肖像権のリスクが常につきまといます。ツール自作の場合、利用規約の確認や権利クリアランスはすべて自社責任です。依頼する場合は、制作会社がどのようなルール(作風模倣の禁止、実在人物の事前同意、来歴記録など)で制作しているかを確認したうえで、リスク管理ごと任せられます。

3. 修正・展開の運用体制があるか

広告は作って終わりではなく、媒体審査への対応、サイズ違い・言語違いの展開、効果を見ての差し替えが続きます。この運用を社内で回せるかどうかも、現実的な分かれ目です。

企業がAI動画制作を活用できる場面

  • テレビCM:AI生成映像は、すでに地上波テレビCMとして放映される品質水準に達しています。実写では撮影が難しい世界観の表現や、複数パターンの同時制作に向いています
  • SNS向け短尺動画:クリエイティブを多数用意して検証する運用と好相性
  • 多言語ローカライズ:吹き替え・字幕・画面内テキストの差し替えを効率化し、同じ映像を複数市場へ展開できます

AI動画制作を依頼した場合の流れ(6つの工程)

従来の実写制作との違いは、工程を並べると明確になります。

比較項目 従来の実写制作 AI動画制作
工程 企画 → 手配 → 撮影 → 仕上げ 企画 → 設計 → 生成 → 検証 → 改善 → 仕上げ
スケジュール 撮影日程・ロケ・キャスティングに依存 撮影日なし。生成と検証を短サイクルで反復
大きな修正 再撮影となり、費用・日程とも負担が大きい 再生成で対応。トーン変更・差し替えに強い
表現の幅 撮影できる範囲に制約される 実写では難しい世界観も表現可能

DIRECT FILM では、品質はプロンプトではなく工程で担保するという考え方のもと、6工程で制作を進めます。

  1. 企画:目的・ターゲット・メッセージを定義し、カンプやVコンテとして可視化する
  2. 設計:カット構成・スタイル・使用モデルを決める
  3. 生成:設計に基づき素材を生成する
  4. 検証:品質・整合性・権利面をチェックする
  5. 改善:検証結果を反映して再生成する
  6. 仕上げ:編集・音・テロップを整えて納品形態にする

AI動画制作の6つの工程と生成・検証・改善の反復サイクル

提案の前段階で企画をVコンテとして形にし、比較・検証してから制作に入るため、「完成してみたらイメージと違った」というリスクを抑えられます。

AI動画制作の費用と納期の目安

AI動画制作の費用は、尺・カット数・表現難度・納品形態で大きく変わります。一律の相場を示すより、実写制作と比べて費用の構成がどう変わるかを押さえるほうが、見積もりの妥当性を自分で判断できるようになります。

費用項目 従来の実写制作 AI動画制作(依頼)
企画・構成 必要 必要(Vコンテで事前検証)
キャスティング・出演料 必要。継続利用には契約更新も 原則不要
ロケ・スタジオ・美術 必要 不要
撮影クルー・機材 必要 不要
素材の生成・検証 必要(AI工程の中心)
編集・仕上げ 必要 必要
二次利用料・更新料 出演者・楽曲の契約により継続発生することがある 26℃の場合、完全買い切りでゼロ

実写制作とAI動画制作の費用構成の違い

自作(ツール)の場合、表面上の費用はツールのサブスクリプション料金ですが、担当者の学習時間・制作時間という人件費が実質のコストになります。

依頼の場合は上表のとおり、キャスティング・ロケ・撮影の費用が構成から消え、代わりに生成・検証の工数が加わります。最終的な金額は個別見積もりになりますが、この構成を知っていれば見積書の妥当性は判断できます。納期は案件によりますが、最短3週間程度から対応できるケースがあります。

より詳しいサービス内容は AI映像制作サービス紹介資料 でもご覧いただけます。

AI動画の制作会社を選ぶ3つの基準

著作権・肖像権の扱いが明確か

「著作権は譲渡されるか」「二次利用料・更新料は発生するか」「特定の作風の模倣や実在人物の無断利用を避ける制作ルールがあるか」の3点を必ず確認しましょう。

素材がAIの学習に使われないか

未公開の商品情報や企画書を預ける以上、データの扱いは重要です。商用利用・データ非学習を前提とした生成環境を使っているか、NDA(秘密保持契約)を締結できるかを確認してください。

品質とガバナンスの体制があるか

生成AIモデルは更新が速く、選定と検証の体制が品質を左右します。どのような工程で品質を担保しているか、AIガバナンス面の取り組み(例:ISO/IEC 42001 などAIマネジメント規格への対応)を確認すると安心です。

AI動画制作のよくある質問

Q. 納品物の著作権はどうなりますか?

制作会社によります。26℃の場合、納品物の著作権・利用権は制作完了と同時に完全にお客様へ譲渡し、更新料・二次利用料は発生しません。媒体も期間も問わず自由にご利用いただけます。

Q. 依頼した素材や企画がAIの学習に使われることはありませんか?

これも契約と制作環境次第です。26℃では商用利用・データ非学習を前提とした環境で制作し、生成は案件ごとに完結、すべてNDAのもとで管理します。

Q. 修正にはどこまで対応してもらえますか?

AI制作は修正に強い方式です。トーン変更や部分差し替えを、撮影では考えられないスピードで反映できます。26℃では窓口は日本側がワンストップで対応します。

まとめ:AI動画制作は「どこに出す映像か」から考える

社内向け・実験的な用途ならツールでの自作、企業名を背負って世に出す映像なら工程を持つ制作会社への依頼——これが現時点での現実的な使い分けです。

26℃の DIRECT FILM は、フルAIの地上波CM放映実績を持ち、権利完全買い切り・データ非学習環境での制作に対応しています。制作実績 をご覧のうえ、まずは進行中の1案件からお気軽に ご相談 ください。

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